徳利と猪口

木村です。エリカパソコンクラブのメールマガジンを今週もご覧頂きありがとうございます。

梅雨ですね。雨が嫌いとか言ってる場合じゃないんですけど、うちに籠りぱなしで仕事してるくせに雨なんか関係ないだろうって事です。

取り扱い商品の中に酒器があります。
そうです。徳利と猪口(ぐいのみ)などです。

ここ最近酒飲みの私も、全く使う機会がございません。皆さんはどうですか?最近呑み歩いて気がついたのですが、日本酒も升にコップを入れて目の前で1合を注いで出すお店が多いみたいです。冷でも常温でもいいのですが、燗とかする店や楽しむ人が少なくなってるのでしょうね。そういう私も日本酒を燗して飲むことは少ないです。

徳利でお酒を注ぐ時のマナーの問題です。
徳利を持つ右手は、手の甲が上を向くように持つのが正しい注ぎ方です。手のひらが上に向いた状態で注ぐことは、逆手注ぎといって失礼にあたりますので注意しましょう。でも逆に手のひらが上に向いた状態で注ぐことって難しいですよね。徳利を正しく持ったら、注ぎ口が盃につかないように注いでいきます。盃いっぱいに注がずに、盃の八分目まで注ぐのが好ましいといわれています。ここで、たまに問題になる行為が、徳利でお酒を注ぐ時のマナーとして、「注ぎ口は上に向けて、注ぎ口以外の部分から注ぐ」と、SNSやテレビ番組などで取り上げられ、一時期話題となりました。これは、戦国時代に徳利の注ぎ口に毒を盛られるという手段が多く使われていたことや、注ぎ口は円の切れ目であり縁の切れ目とも考えられるためなどといった理由が挙げられるそうです。まあ、普通に考えれば注ぎ口から注ぐ方がスマートです。

まあ面倒な事は置いといて酒なんだから楽しめればいいと思います。でもマナーを知ってれば所作が美しく「所作」が美しい人は魅力的。意味や動作を知って大人の仕草をさりげなくこなせる人はやはり素敵です。

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